AmazonのAudibleって実際どう？月何冊読めるの？

「Audibleって実際どう？」
「月に何冊くらい聴けるなら、元取れるの？」

Audibleは“耳の読書”としてかなりメジャーになりましたが、月額1,500円という金額だけを見ると「高くない？」と感じる人も多いと思います。

この記事では、最新のサービス仕様と実際の口コミを踏まえつつ、Audibleを“現実的な目線”で解説していきます。

Audibleってどんなサービス？基本スペックと口コミざっくり

Audibleの料金プランと作品数

Audible（オーディブル）はAmazonが運営するオーディオブックサービスで、2025年現在の日本向けプランはざっくり以下の2種類です。

プレミアムプラン（聴き放題）
・月額：1,500円（税込）
・対象：数十万タイトルのうち、日本では12万冊以上が聴き放題対象
・ジャンル：ビジネス書、小説、自己啓発、ライトノベル、洋書、児童書など幅広くカバー
・会員特典：一部タイトルは単品購入時30％OFF、会員専用ポッドキャストなども利用可
・無料体験：通常30日間の無料体験。時期によっては「最初の3か月99円」などのキャンペーンもあり（2025年12月1日までのキャンペーン例）。

スタンダードプラン（ライトユーザー向け）
・月額：880円（税込）
・内容：聴き放題ではなく、「全タイトル（聴き放題対象外含む）の中から毎月1冊選べる」プラン
・2025年6月に新設。月1冊ペースで十分なライト層向け。

この2つに加えて、
・会員にならずに「単品購入（1冊2,000〜3,000円程度）」
・プレミアム会員なら単品も30％OFF
という買い方もできます。

Audible 口コミで多い「良いところ」

Audible 口コミをざっと眺めると、「良い」と評価している人はこんなポイントを挙げています。

・通勤・家事・ウォーキングなどの“ながら時間”に読書できる
・紙やKindleと違って目が疲れない
・プロの声優・俳優の朗読がとにかく心地よくて没入感が高い
・読書量が明らかに増えた（本を開けない時間が読書時間に変わる）
・ビジネス書中心なら、月に5〜10冊以上は余裕で聴ける人もいる

「Audibleは読書効率がいい」「これさえあればいい」という、かなりポジティブなレビューも多く、特に
・読書習慣をつけたい社会人
・通勤時間が長い人
・家事・育児の合間に自己投資したい人
からの支持が目立ちます。

イマイチという口コミ・デメリット

一方で、「Audible 口コミ」でネガティブ寄りの意見もちゃんとあります。

よくある声としては…

・自分で読むより時間がかかる（1冊3〜12時間程度の再生時間）
・ボーッと聴いていると“頭に入らない”感覚がある
・月額1,500円は、あまり聴けない人には高く感じる
・全部が聴き放題ではなく、対象外タイトルもある（別途購入必要）

これらを見ると、Audibleは
・向いている人にはめちゃくちゃ刺さる
・合わない人には「高いサブスク」に見えがち
という“ハマる人／ハマらない人が分かれるサービス”というのが正直なところです。

Audibleは月に何冊読める？（聴き放題と現実的な冊数）

「Audible 月 何冊？」は、ほぼ全員が気になるポイントですよね。

制度上は“何冊でもOK”：冊数制限はなし

まず前提として、プレミアムプランは“聴き放題”なので、
制度上は「月に◯冊まで」の制限はありません。

・月額1,500円で12万冊以上の対象作品が聴き放題
・何冊聴いても追加料金は発生しない
という仕組みです。

なので、「月に3冊じゃ足りないかも…」という心配は、仕組み上は不要です。

問題は、時間的にどれだけ聴けるかの方です。

1冊にかかる時間の目安

Audibleで配信されているオーディオブックは、ジャンルによって長さがかなり違いますが、ざっくり以下が目安です。

・ビジネス書・自己啓発：
　→ 平均7〜8時間（短いもので2〜4時間、長いと6〜10時間）
・一般的な小説：
　→ 8〜12時間程度（長編だと10〜20時間かかることも）

つまり、
・1倍速でじっくり聴くと、1冊読むのに“丸一日分”くらいの時間がかかる
・1.5〜2倍速にすると、半分〜3分の1くらいまで短縮できる
というイメージです。

実際、Audibleは0.5〜3.5倍速まで調整できるので、
・ビジネス書は1.7〜2.0倍
・小説は1.3〜1.5倍
ぐらいで聴いている人が多い印象です。

聴くペース別「Audible 月 何冊」現実的な目安

ここが一番気になるところだと思うので、実際のユーザーの検証記事やデータを踏まえて整理します。

いくつかのブログ・専門サイトの検証を平均すると、こんな感じのイメージです。

ケース①：1日30分だけ聴く「ゆるゆる派」

・再生速度：1〜1.5倍速
・ジャンル：ビジネス書中心

→ 月2〜3冊くらいが現実的なライン。

1日30分×30日＝月15時間
・1冊あたり約6〜7時間とすると、2〜3冊は十分射程圏内です。

ケース②：1日1時間、通勤や家事で「ながら聴き」する人

・再生速度：1.5〜2.0倍
・ジャンル：ビジネス書＋小説ミックス

→ 月4〜8冊程度が狙えるペース。

・ビジネス書なら、1冊3〜4時間で聴き終わるケースも多く、月6〜12冊という検証もあります。
・小説は1冊10時間前後かかるので、混ぜると全体冊数はやや少なめ。

ケース③：1日2時間以上ガッツリ聴く「ヘビーユーザー」

・再生速度：1.5〜2.0倍
・ジャンル：ビジネス書・教養書が多め

→ 月10〜18冊程度も可能という検証結果も。

・月60時間以上聴き、2倍速でビジネス書中心に回すと、月10冊前後は十分現実的
・複数サイトで「ビジネス書なら月10〜12冊」「小説なら月2〜5冊」といった数字が出ています

結論としては、

・丁寧に聴き込みたい人 → 月2冊でも「元は取りやすい」
・1日1時間以上“ながら聴き”できる人 → 月5〜10冊も普通に狙える

というのが、Audible 月 何冊の“リアルな落としどころ”です。

Audibleが向いている人・向いていない人

「Audible 口コミ」を見ていると、ハマる人とハマらない人の違いがかなりハッキリしています。

Audibleが向いている人

・通勤時間が片道30分〜1時間以上ある
・家事やウォーキング・ジム時間など“手は空かないけど耳は空いている時間”が多い
・紙の本を開く習慣がなかなか続かない
・目が疲れやすくて長時間は読書がキツい
・ビジネス書や自己啓発書を「内容8割理解できればOK」くらいの感覚でインプットしたい

このタイプは、Audibleで
・「読む→聴く」に切り替える
・読書時間を“新しく作る”のではなく、“他の行動にくっつける”
ことで、読書量が一気に増えやすいです。

Audibleが向いていない人

・本は線を引きながらじっくり読み込みたい（精読派）
・目で読んだ方が明らかに早い速読タイプ
・オーディオコンテンツ自体が苦手（ラジオやポッドキャストもあまり聴かない）
・静かな環境でしか内容が頭に入ってこない

こういう人は、
・Audibleは「趣味として楽しむ用」
・本気のインプットは紙やKindle
と割り切って使うか、最初から他のサービスに予算を回した方が満足度は高くなりやすいです。

他のオーディオブックサービスとのざっくり比較

Audible以外にも、代表的なサービスとして「audiobook.jp」などがあります。

Audible vs audiobook.jp（簡単に）

複数の比較記事をまとめると、ざっくり以下のイメージです。

Audible
・月額1,500円で20万タイトル以上が聴き放題（うち日本語は12万冊以上）
・世界最大級のラインナップ。洋書を含めると圧倒的なスケール
・Audibleオリジナル作品・有名俳優／声優ナレーションの作品が多い
・無料体験が30日〜最大3か月と長め

audiobook.jp（聴き放題プラン）
・月額1,330円前後
・聴き放題対象は1万5,000タイトル程度
・「日本語ビジネス書ラインナップ数」で強みを持つ
・年間プラン（9,900円）などの料金体系がある

「洋書や小説も含めて幅広く聴きたい」ならAudible、
「日本語ビジネス書を中心に聴きたい」ならaudiobook.jp、
という住み分けが多い印象です。

とはいえ、どちらも無料体験があるので、実際に両方触ってみて“アプリの使いやすさ”“欲しい本があるか”を確認するのが一番早いです。

Audibleをお得＆失敗なく始めるためのコツ

「とりあえず登録してみたけど、あまり使わずに終わった…」を避けるためのポイントも整理しておきます。

無料体験・キャンペーンを必ずチェック

Audibleは常時30日間の無料体験がありますが、
・プライムデー前後や大型セール時期に「3か月99円」などのキャンペーン
が走ることもあります。

登録前にやること
・AmazonのAudible公式ページを開く
・「最初の◯か月◯◯円」といったバナーが出ていないか確認
・条件（対象者・期間・対象プラン）を一度読む

これだけで、同じ体験でも“おいしさ”がかなり変わってきます。

最初の1か月は「自分のペースの把握」に全振りする

無料体験〜初月の目的は、
「月に何冊聴けるか」「どの時間帯なら続けられそうか」を知ることです。

たとえば、
・1か月、意識してAudibleを使ってみる
・「結局何冊聴いたか」「何時間聴いたか」をアプリの統計で確認
・それをもとに、
　→ 月2冊以上聴けていればプレミアム（聴き放題）続行
　→ 月1冊ペースならスタンダード（880円）に切り替え
　→ ほとんど聴けなかったなら、一度解約して他サービス検討

という「Afterプラン」を決めるのが失敗しないコツです。

Audibleをうまく使い倒すためのコツ

最後に、Audibleを“元が取れるレベル”で使うための小ネタも。

1. 「ながら聴きする行動」を2〜3個決めてしまう

・通勤電車
・車の運転
・食器洗い・洗濯物たたみ
・ウォーキング・ランニング

など、「この行動＝Audibleを聴く」と決めてしまうと、
1日30〜60分の“耳の読書時間”が勝手に積み上がりやすいです。

2. 最初から倍速を上げすぎない

いきなり2倍速は、最初はキツいです。

・まずは1.2〜1.3倍速で慣れる
・慣れてきたら0.1倍速ずつ上げる
・ビジネス書だけ1.7〜2倍、小説は1.3〜1.5倍、のようにジャンル別に使い分ける

というステップアップの方が、内容も頭に入りやすいです。

3. 「これは紙やKindleで読み直す本」を分ける

Audibleの口コミでも多いのが、
・Audibleは“ざっくり全体を掴む用”
・本当に刺さった本だけ、紙やKindleで読み直す
という二段構えの使い方。

Audibleで
・広く浅く
・気になる本をザッピング
して、“これはちゃんと読みたいな”と思った本だけ、後から購入するイメージです。

まとめ：Audibleは「月2〜3冊以上聴けるか」が分岐点。まずはAmazonリンクから無料体験を

最後に、この記事のポイントをまとめます。

・Audibleは月額1,500円（プレミアム）で12万冊以上が聴き放題＋スタンダード（880円）も登場
・Audible 口コミは賛否あるが、
　→ 「ながら時間が多い人」「ビジネス書多めの人」にはかなり刺さる
　→ 「精読派」「速読できる人」には合わないケースも
・制度上は「Audible 月 何冊」でもOK（冊数制限なし）
・現実的には、
　→ 1日30分：月2〜3冊
　→ 1日1時間：月4〜8冊
　→ 1日2時間以上：月10冊前後も十分狙える
・プレミアムは「月2〜3冊以上聴けるなら元が取りやすい」ライン
・スタンダード（880円）は「月1冊で十分」「ピンポイントで新刊を聴きたい」ライト層向け
・無料体験や「3か月99円」などのキャンペーンは必ずチェックしてから登録する

結局のところ、Audibleが自分に合うかどうかは、

「耳で聴く読書が、あなたの生活リズムにハマるかどうか」

に尽きます。

ここまで読んで、
「通勤や家事のあいだなら、意外と聴けそうだな」
「紙の本が積ん読になってるから、耳で消化したい」

と少しでも感じたなら、Amazon Audible公式リンクから、まずは体験を試してみてください。

・合えばそのまま継続（プレミアム or スタンダードを選ぶ）
・合わなければ期間内に解約して、他サービスや紙の本に戻る

という“ノーリスクなお試し”ができるのが、Audibleの良いところです。

「Audibleって実際どう？」というモヤモヤは、
1か月自分で使ってみると、かなりスッキリします。

このあと、AmazonのAudible公式ページへのリンクをタップして、あなたの生活リズムで「耳の読書」がハマるかどうか、ぜひ一度体験してみてください。