Kindle Unlimitedって実際どう？月何冊読めるの？

「Kindle Unlimitedって実際どう？」
「月に何冊くらい読めるなら、入る価値あるの？」

名前は知っているけれど、いまいち踏み出せていない人も多いと思います。

この記事では、口コミや最新情報を踏まえつつ、“Kindle Unlimitedを冷静に評価する”というスタンスでまとめていきます。

Kindle Unlimitedの基本スペックと仕組み

料金と無料体験の基本

Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍の定額読み放題サービスです。

・月額料金：980円（税込）
・無料体験：通常30日間。タイミングによっては60日、2〜3か月割引などのキャンペーンが行われることもあります。

紙の新書1冊が1,000円前後と考えると、月に2冊以上読めるなら数字上は余裕で元が取れる料金設定です。

読み放題できる冊数とジャンル

対象冊数は年々増え続けていて、2025年時点では

・和書：12万冊以上
・洋書：120万冊以上
→ 合計200万冊規模で読み放題

ジャンルはかなり幅広く、

・ビジネス書・実用書
・小説・ラノベ
・マンガ
・雑誌・ムック
・趣味系（料理・投資・アウトドア・自己啓発など）

と、「とりあえず読み物は一通りそろう」くらいのラインナップです。

もちろん、「Kindleストアのすべてが読み放題」ではなく、

・対象タイトルに「Kindle Unlimited」のバッジが付いているものだけ

が読み放題になる仕組みです。

何冊まで同時に読める？20冊が上限

名前は「Unlimited（無制限）」ですが、実は同時にライブラリへ入れておける冊数には上限があります。

・同時利用上限：20冊まで
・21冊目を追加しようとすると、「どれか1冊を返却→入れ替え」になる

20冊あれば

・“積ん読”しながら並行で読む
・気になった本をとりあえず入れておき、あとから読む

くらいならまず困りません。

以前は10冊上限だったところが20冊に増えており、「読書ペース的にかなりラクになった」と感じています。

対応端末と家族での使い方イメージ

・専用のKindle端末がなくてもOK
・スマホ・タブレット・PCのKindleアプリから利用可能

1つのアカウントを複数端末で共有できるため、

・親のアカウントを子どものFireタブレットに設定
・雑誌や児童書を家族で順番に読む

といった「ゆるい家族共有」もやりやすいです。

「Kindle Unlimited 口コミ」から見えるメリット

口コミをざっと追っていくと、評価されているポイントはかなりハッキリしています。

メリット①：月額980円で“第二の図書館”ができる

レビューでよく出てくるのが、コスパの良さへの評価です。

・月額980円で200万冊以上が読み放題
・1冊500〜1,500円の本を、月2〜3冊読めば余裕で元が取れる

という声が多く、「読書好きなら入らない理由がない」という言い方をしている人もいます。

「第二の図書館」「自宅図書館」という表現もよく見られ、“ラインナップの厚み×定額”の組み合わせが刺さっている印象です。

メリット②：読書ペースが爆上がりしたという声

長期ユーザーのレビューでは、

・社会人になって年間2冊しか読めなかった人が、Unlimited導入後は年間100冊ペースに
・「気になった本をとりあえずダウンロード→移動時間に少しずつ読む」で、読書時間が勝手に増えた

といった“読書ペースが劇的に増えた”体験談がかなり多いです。

「本を買うハードルがほぼゼロ」「ハズレを引いても金銭的ダメージがない」という心理的メリットは、想像以上に大きいです。

メリット③：ビジネス書・実用書・雑誌の“つまみ読み”に強い

口コミを細かく見ると、こんな使い方をしている人が目立ちます。

・ビジネス書や自己啓発本を“流し読み”→刺さった本だけ紙で買い直す
・「投資」「健康」「仕事術」など、同じテーマの本を5〜10冊まとめ読みする
・雑誌のバックナンバー・ムック・専門誌だけでも元が取れる

つまり、「1冊をじっくり読み込む」より「テーマ単位で横断的に読み漁る」人と相性がいいサービス、と言えます。

「Kindle Unlimited 口コミ」から見えるデメリット・注意点

もちろん、いいことばかりではありません。マイナス評価もきちんと押さえておきます。

デメリット①：最新ベストセラー・大人気作品は対象外も多い

多くのレビューで共通しているのが、

・「今いちばん話題の新刊」
・「大手出版社の最新人気小説」

といった“ど真ん中の人気作”は、読み放題対象外になりやすい、という点です。

Kindle Unlimitedは、

・新刊を全部タダで読ませてくれるサービス
ではなく、

・既刊＋中堅出版社＋ニッチ系の良書が多い“図書館的読み放題”

と捉えておくとギャップが少なくて済みます。

デメリット②：本を探すのがやや大変（検索性）

口コミでは、

・読み放題対象の中から「自分好みの本」を探すのが意外と大変
・ランキングやおすすめが広く浅くで、掘り出し物を見つけにくい

といった、検索・レコメンドまわりへの不満もちらほら。

逆に、「探すのが好きな人」にとっては宝探し感があって楽しい部分でもあります。

デメリット③：読まない期間が続くと“ただの固定費”

サブスクあるあるですが、

・忙しくてほとんど読まない月が続いた
・解約しようと思いつつ、そのまま何カ月も放置

というパターンも珍しくありません。

Kindle Unlimitedは「月2〜3冊読めば十分元が取れる」一方で、
・月1冊以下しか読まない状態が続くと、コスパは一気に悪化します。

ここを防ぐには、

・常に「Unlimitedで読みたい本リスト」を5〜10冊キープ
・読書時間（寝る前30分など）を“予定”として組み込む

といった、ちょっとした工夫が必要です。

Kindle Unlimitedは月何冊読める？読書ペース別の現実ライン

ここからが本題、「Kindle Unlimited 月 何冊」の話です。

制度上は“冊数無制限”、ライブラリは20冊まで

まず仕組みとしては、

・月に読める冊数の上限はなし（何冊でもOK）
・読み放題対象の200万冊から、いくら読んでも料金は同じ
・同時にライブラリに入れておけるのは20冊まで（入れ替えは自由）

なので、**制度上の答えは「月何冊でも読める」**です。
大事なのは、「自分の生活リズムの中で、現実的に何冊読めるか」です。

1冊読むのにどれくらい時間がかかる？

ざっくりですが、ページ数とジャンルから考えると、

・新書（200〜250ページ）
　→ 2〜4時間
・ビジネス書（250〜300ページ）
　→ 3〜5時間
・一般的な文庫小説
→ 4〜6時間
・長編小説・専門書
→ 6〜10時間以上

くらいが目安になります。

通勤や寝る前の“スキマ時間読書”だと、

・1冊を数日〜1週間かけて読む
・複数冊を並行して少しずつ読む

ことが多いので、

「1か月で確保できる読書時間 ÷ 1冊あたりの所要時間」で、ざっくり「月何冊いけるか」が決まります。

ケース別：現実的な「月◯冊」イメージ

レビューや体験談、年間100冊ペースで読む人のブログなどを踏まえると、だいたいこんなイメージに落ち着きます。

ケース①：1日20〜30分だけ読む「ゆる読書」タイプ

・平日は通勤や寝る前に10〜20分
・休日に少しだけ追加で読む

→ 月2〜3冊前後が現実的。

このペースでも、

・1冊1,000円前後×2冊＝約2,000円相当
・Unlimitedの月額＝980円

なので、数字上はしっかり元が取れます。

ケース②：1日1時間前後読む「平均〜やや多め」タイプ

・往復通勤＋寝る前で合計30〜60分
・休日のどこかでプラス1〜2時間

→ 月4〜8冊くらいが射程圏内。

ビジネス書や実用書が中心なら、
・頑張れば月10冊前後も十分狙えますし、
・小説やマンガを混ぜると「冊数」で見るとさらに増えやすいです。

ケース③：本を読むのが趣味レベルのヘビーユーザー

・1日1〜2時間以上、本を読む時間をとる
・移動中・カフェ・寝る前など、あちこちで読書

→ 月10〜20冊も普通にあり得るゾーン。

実際、年間100冊以上をUnlimited中心で読んでいるユーザーの声も少なくありません。

ここまで来ると、紙の本を1冊ずつ買うより
**圧倒的にコスパが良い“読書インフラ”**になります。

「元が取れるライン」は月2〜3冊

複数の比較記事やレビューでほぼ共通しているのが、

・Kindle Unlimitedは、月2〜3冊読めればしっかり元が取れる
・漫画や雑誌を含めると、意識していなくてもそのくらいは読みがち

という評価です。

逆に、

・「月1冊読むかどうか」レベル

であれば、

・読みたい本を単品購入＋たまにセール活用
・プライム会員ならPrime Reading（簡易読み放題）だけでも様子を見る

といった選択肢の方が合っている可能性もあります。

Kindle Unlimitedが向いている人・向いていない人

向いている人の特徴

口コミを整理すると、Kindle Unlimitedが“刺さりやすい”のはこんな人です。

・読書が好き、もしくは「読書習慣を取り戻したい」社会人
・紙の本を買っても積ん読になりがち
・読みたい本がいつもいくつかあるが、買うほどではないものも多い
・ビジネス書・実用書・雑誌を“つまみ食い”しながら情報収集したい
・本棚や収納スペースをあまり増やしたくない

こういう人は、Unlimitedを“第二の図書館”として使うことで、読書生活がかなり変わります。

向いていない可能性がある人

一方で、こんなタイプは「合わないかも」です。

・「最新のベストセラー」「今話題の新刊」ばかり読みたい
・1冊をじっくり読み込み、線を引きながら精読するタイプ
・何を読めばいいかわからず、選べないと固まってしまう
・そもそも読書習慣がほぼない

この場合、

・Unlimitedに入っても“読みたい本がラインナップに少ない”
・結局あまり読まずに固定費だけ払い続ける

という展開になりがちなので、まずは無料体験で“読みたい本がどれくらいあるか”を確認するのが安全です。

損しない始め方・やめ方のコツ

無料体験・キャンペーンを必ずチェックする

Kindle Unlimitedは、

・常時30日無料体験
・時期によって「2か月99円」「3か月199円」などの大型キャンペーン

が行われています。

登録前にやることはシンプルで、

1. Kindle Unlimitedの公式ページを開く
2. 「最初の◯日間無料」「◯か月◯円」といったバナーが出ていないかチェック
3. 対象者・期間・自動更新の条件を一度読んでおく

これだけで、“知らないうちに損していた”をかなり防げます。

最初の1か月は「自分の読書ペース測定月」と割り切る

無料体験〜初月は、

・気になる本をUnlimited対象からとにかく10〜20冊ライブラリに入れてみる
・1か月後に「何冊読んだか」「何時間くらい読書したか」をざっくり振り返る
・結果を見て、
　→ 月2〜3冊以上読めている → 継続する価値あり
　→ 月1冊前後 → 続けるなら“読みたい本がどれくらいあるか”再チェック
　→ ほとんど読まなかった → いったん解約して別のサービスや紙の本に戻る

という“試運転”のつもりで使うのがおすすめです。

解約時の注意点

・解約した瞬間、読み放題で借りている本は読めなくなる
・単品購入したKindle本は、解約後も問題なく読み続けられる

ので、

・「もう一度読み返したい読み放題本」があれば、
　→ 単品購入するか
→ 解約前に読み切るか

を決めておくとスッキリします。

まとめ：Kindle Unlimitedは「月2〜3冊読めるなら入る価値あり」。まずはAmazonリンクから30日無料体験を

最後に、この記事のポイントをギュッとまとめます。

・Kindle Unlimitedは
　→ 月額980円で和書12万冊以上・洋書120万冊以上が読み放題
→ 同時ライブラリ上限は20冊（入れ替え自由）
・口コミでの主なメリット
→ “第二の図書館”レベルのコスパ
→ 読書ペースが爆増したという体験談多数
→ ビジネス書・実用書・雑誌の“つまみ読み”に最適
・一方でのデメリット
→ 最新ベストセラー・大人気作は対象外も多い
→ 探し方にコツが必要で、人によっては「読みたい本が見つけにくい」
→ 読まない期間が続くと、ただの固定費になりがち
・「Kindle Unlimited 月 何冊？」の現実ライン
→ 1日20〜30分：月2〜3冊
→ 1日1時間前後：月4〜8冊
→ 読書ガチ勢なら月10冊以上も十分可能
・“元が取れるライン”はほぼすべてのレビューで月2〜3冊と言われている

結局のところ、Kindle Unlimitedがあなたに合うかどうかは、

「この1か月で、現実的に月2〜3冊読めそうか？」

ここに集約されます。

もしこの記事を読んで、

・「通勤や寝る前の時間をうまく使えば、いけそうかも」
・「積ん読を減らしたいし、まずはお試しで読書ペースを戻したい」

と少しでも感じたなら、以下のボタンから

・いま実施中の無料体験・割引キャンペーンの内容
・読み放題対象に、自分の好きなジャンルや読みたい本がどれくらいあるか

を一度チェックしてみてください。

30日間の無料体験のあいだに、

・自分が「月何冊」読めるタイプなのか
・Unlimitedが生活リズムにハマるかどうか

を試してみるだけでも、今後の読書との付き合い方がかなりクリアになるはずです。

「本棚を増やさず、読書量だけ増やしたい」そんな人は、ぜひKindle Unlimited公式ページを開いて、あなたの“第二の図書館”候補としてチェックしてみてください。