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海外旅行でできるだけお得に支払いたいと考えたとき、候補になりやすいのがRevolutとWiseです。
どちらも一般的なクレジットカードとは異なり、外貨を保有したり、海外でデビットカードのように支払ったりできます。
「RevolutとWiseは結局どっちがお得?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
先に結論をまとめると、2026年8月現在は次のように選ぶのがおすすめです。
特に海外旅行では、Revolutのスタンダードプランが月30万円まで平日の外貨両替手数料無料なのが大きなメリットです。海外カード決済時の海外事務手数料も0%となっています。
一方、Wiseは両替のたびに手数料がかかりますが、ミッドマーケットレートを採用し、手数料が明示される分かりやすい料金体系が特徴です。海外送金や外貨の受け取りにも強みがあります。
この記事ではRevolutとWiseを比較し、それぞれどんな人におすすめなのか詳しく解説します。


RevolutとWiseは似たサービスに見えますが、得意としている分野が少し異なります。
Revolutはカード決済やアプリ内での両替など「海外でお金を使う」用途との相性がよく、Wiseはもともと海外送金サービスとして成長してきたこともあり、「海外へお金を送る・外貨を受け取る」用途に強みがあります。
まずは主な違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | Revolut | Wise |
|---|---|---|
| アカウント開設 | 無料 | 無料 |
| 月額料金 | スタンダードは無料 | 無料 |
| 物理カード | プラン等による | 1,200円 |
| デジタルカード | 利用可能 | 無料 |
| 海外事務手数料 | 0% | 0% |
| 為替レート | Revolut独自レート | ミッドマーケットレート |
| 両替手数料 | 平日月30万円まで無料 | 通貨等により異なる 0.73%~ |
| 月30万円超の両替 | 超過分0.5% | 通貨・金額に応じて変動 |
| 週末の両替 | Standardは1%追加 | 通常の両替手数料 |
| ATM無料枠 | 月2万5,000円 | 月2万5,000円 |
| ATM無料枠超過 | 2% | 100円+超過分1.75% |
| クレカチャージ | 対応 | 基本は銀行入金・送金向き |
| 海外送金 | 対応 | 得意 |
| 外貨受取 | 対応 | 10種類以上の通貨で口座情報を取得可能 |
| 向いている人 | 海外旅行・カード決済 | 海外送金・外貨受取 |
Revolutのスタンダードプランでは月30万円まで平日の両替に追加手数料がかからず、超過分には0.5%がかかります。一方、Wiseの両替・送金手数料は通貨などによって異なり、公式料金ページでは0.73%~と案内されています。
この違いが、RevolutとWiseを選ぶうえで大きなポイントになります。
Revolutは、外貨両替だけではなくカード決済を含めた総合的な金融サービスです。
特に日本のユーザーにとって大きいのが、国内発行のMastercardクレジットカードからRevolutへ手数料無料でチャージできる点です。
Revolut公式では、国内発行のMastercardクレジットカード・デビットカードとVisaデビットカードについて、Revolut側のチャージ手数料を無料としています。Visaクレジットカードは1.7%です。
そのため、
Mastercardクレジットカード → Revolut → 海外カード決済
という使い方ができます。
海外旅行へ行くときに必要な金額だけチャージして利用したい人には、かなり分かりやすい仕組みです。
Wiseの強みは海外送金です。
送金額、通貨、入金方法などによって手数料が決まり、送金前に実際のコストを確認できます。
また、Wiseは外貨を保有するだけではなく、対象通貨について自分専用の口座情報を取得できます。
USD、EUR、GBPなど10種類以上の通貨について口座情報を取得でき、相手から銀行振込で直接資金を受け取ることができます。
そのため、
といった用途ならWiseが使いやすいでしょう。
海外旅行を目的としてRevolutとWiseを比較するなら、個人的にはRevolutをメインにするのがおすすめです。
理由は、スタンダードプランでも平日なら月30万円まで追加の両替手数料なしで利用できるからです。
Revolutのスタンダードプランでは、平日の外貨両替について月30万円まで追加手数料がかかりません。
月30万円を超えた部分には0.5%の手数料が発生します。
一般的な海外旅行なら、1カ月に30万円を超えてカード決済するケースはそれほど多くないでしょう。
例えば海外旅行で、
合計20万円を使う場合でも、無料枠内に収まります。
一方、Wiseは両替する場合に手数料が発生します。手数料は通貨などによって異なり、現在の料金ページでは0.73%~と案内されています。
単純に「海外旅行先でカードを使う」という用途では、Revolutの無料枠を活用しやすいでしょう。
ただし、Wiseにも大きなメリットがあります。
Wiseはミッドマーケットレートを使って両替します。
ミッドマーケットレートとは、外国為替市場における売値と買値の中間にあたるレートです。Wiseでは、このレート自体に独自の為替マージンを上乗せせず、別途手数料を表示する仕組みになっています。
つまり、為替レート+明示された手数料という非常に分かりやすい料金体系です。
「完全無料」に見せて為替レート側へコストを含めるタイプのサービスとは違い、実際にいくら手数料を支払っているのか把握しやすいのがWiseのメリットです。
Revolutを海外旅行で利用するときに注意したいのが週末です。
スタンダードプランでは、外国為替市場の営業時間外に行われる両替に1%の追加手数料がかかります。
例えば10万円分を週末に両替すると、1%なら1,000円です。
海外旅行は土日を含むケースが多いため、何も知らずに現地で自動両替させると手数料が発生する可能性があります。
対策は簡単です。
旅行前の平日に必要な外貨へ両替しておくこれだけです。
例えば金曜日までに10万円分をドルやユーロへ両替しておけば、週末にカードを利用するときも保有している外貨残高から支払えます。
Revolutを海外旅行で使うなら、この使い方は覚えておきましょう。
Revolutの「平日は無料、週末は追加1%」という仕組みが面倒に感じる人なら、Wiseのほうが分かりやすいでしょう。
Wiseは両替時に一定の手数料がかかる代わりに、ミッドマーケットレートを基準としてコストが明示されます。
Revolutのように「無料枠を使うために平日に両替しておく」といった管理をしたくない人にはWiseが向いています。
海外旅行ではカードが使えない場面もあるため、現地ATMから現金を引き出せることも重要です。
RevolutとWiseはどちらも海外ATMに対応しており、無料プランでは月2万5,000円相当までサービス側のATM手数料が無料です。
Revolutのスタンダードプランでは、月次サイクルごとに2万5,000円相当までRevolut側のATM手数料が無料です。
これを超えた部分には2%の手数料がかかります。
例えば5万円を引き出した場合、無料枠をすでに2万5,000円利用している前提なら、残り2万5,000円に2%の手数料がかかります。
なお、ATM運営会社が独自に手数料を請求する場合があります。
Wiseも月2万5,000円までWise側のATM出金手数料は無料です。
2万5,000円を超えると、100円+2万5,000円を超えた金額の1.75%がかかります。
ATMだけを比較すると無料枠は同額ですが、超過後の料金体系が異なります。
| ATM利用 | Revolut Standard | Wise |
| 月2万5,000円まで | 無料 | 無料 |
| 無料枠超過 | 2% | 100円+超過分1.75% |
| ATM独自手数料 | 別途発生する場合あり | 別途発生する場合あり |
大量に現金を引き出す場合は、実際の金額で比較したほうがよいでしょう。
ここはRevolutを利用するときに特に注意したいポイントです。
Revolutでは、ATMから引き出せるのは銀行振込で入金した現金化可能残高のみです。
クレジットカードなどからチャージした残高をATMから引き出すことはできません。
例えば、Mastercard → Revolut → 海外ATMという使い方はできません。
海外ATMを使いたい場合は、銀行口座 → Revolut → 海外ATMという形で資金を用意する必要があります。
海外旅行でRevolutを使うなら、カード決済用残高とATM用残高の違いを理解しておきましょう。
海外送金については、どちらか一つを選ぶのであればWiseを優先して検討します。
Wiseは海外送金を中心にサービスを展開しており、送金時の料金体系や外貨受取機能が充実しているからです。
Wiseでは、送金額・入金方法・通貨などによって手数料が決まります。
実際に送金する前に、
を確認できます。
Wiseの料金ページでは送金手数料を0.73%~と案内していますが、実際の手数料は通貨や送金方法などによって変わります。
そのため、海外送金では「○%だから必ずWiseが安い」と考えるのではなく、送金直前に見積もりを比較するのがおすすめです。
一方、Revolutも海外送金に対応しています。
2026年8月現在、Revolutでは国際SWIFT送金についてRevolut側の送金手数料を無料としています。
ただし、SWIFT送金では中継金融機関が手数料を差し引く可能性があります。
Revolut公式でも、中継金融機関によってUSD15~50程度の取扱手数料が発生する可能性があると案内しています。
そのため、「Revolutの海外送金手数料0円=必ず完全無料」という意味ではありません。
送金先や通貨によってはWiseのほうが最終的なコストを把握しやすいでしょう。
海外からお金を受け取る用途ではWiseが強いです。
WiseではUSD、EUR、GBPなど10種類以上の通貨について口座情報を取得できます。
例えば海外の企業からドルで報酬を受け取る場合、Wiseで取得したUSD口座情報を相手に伝え、そこへ振り込んでもらうといった使い方ができます。
受け取った外貨は、
といった使い方ができます。
海外とのお金のやり取りが多い人には、Wiseのメリットが大きいでしょう。
海外旅行で利用するなら、物理カードやデジタルカードの違いも確認しておきましょう。
特にWiseは物理カードの発行時に費用がかかるため、「海外旅行のためにとりあえず作っておく」という場合は考慮したいポイントです。
Wiseデビットカードは年会費・サブスクリプション料金がありませんが、物理カードを注文すると1,200円かかります。
一方、デジタルカードは無料です。スマートフォンのタッチ決済を中心に使うのであれば、必ずしも物理カードを作る必要はありません。
ただし海外では、
といった場面も考えられます。
海外旅行用として本格的に利用するなら、物理カードを持っておくほうが安心です。
Revolutならではのメリットが、クレジットカードからチャージできることです。
日本国内発行のMastercardクレジットカードからなら、Revolut側のチャージ手数料は無料です。
そのため、Mastercardクレジットカード → Revolut → 海外カード決済というルートを作れます。
前の記事でも紹介したように、三井住友カード ゴールド(NL)のMastercardなど、Revolutと相性のよいカードを入口にする方法もあります。
ただし、Revolutへのチャージでクレジットカード会社側のポイントが付くかどうかはカードによって異なります。
「Revolut側の手数料無料」と「クレジットカード側のポイント付与」は別の条件なので注意してください。
ここまで比較すると、RevolutとWiseはどちらかが完全に上位互換という関係ではないことが分かります。
「海外旅行で使うのか」「海外送金で使うのか」によって評価が大きく変わります。
Revolutの主なメリットは次のとおりです。
特に「年に数回海外旅行へ行く」という人なら、無料のスタンダードプランでも十分活用できます。
月30万円の無料両替枠は、一般的な旅行であれば収まりやすい金額です。
一方、次の点には注意が必要です。
Revolutは条件を理解して使えば非常にお得ですが、「何も考えずいつでも同じ料金」というサービスではありません。
平日に両替するなど、少し工夫することでメリットを最大化できます。
Wiseの主なメリットは次のとおりです。
Wiseでは40種類以上の通貨を保有でき、それらの通貨間をミッドマーケットレートで両替できます。
海外旅行だけでなく、海外との継続的なお金のやり取りがある人には特に便利です。
一方で次の点はデメリットです。
海外旅行でカード決済するだけなら、Revolutの無料枠を活用したほうがコストを抑えやすいケースがあります。
ここまで比較してきましたが、RevolutとWiseは目的によって使い分けるのがおすすめです。
私なら、海外旅行をメインに考えるのであればRevolutを優先します。一方、海外送金や外貨受取まで考えるならWiseも持っておきます。
海外旅行で、
などのカード決済をするならRevolutがおすすめです。
平日・月30万円以内ならスタンダードプランでも追加の両替手数料がかからず、海外事務手数料も0%です。
国内Mastercardクレジットカードから無料でチャージできるのも大きなメリットです。
ただし、旅行前の平日に必要な外貨へ両替しておきましょう。
海外にお金を送ることが主目的ならWiseがおすすめです。
Wiseは送金額や通貨などに応じて手数料が明示され、ミッドマーケットレートを使用します。
「相手に最終的にいくら届くのか」を確認してから送金しやすいのがメリットです。
海外企業との仕事や海外在住者とのお金のやり取りがあるならWiseが便利です。
複数通貨の口座情報を取得し、銀行振込で直接外貨を受け取れるためです。
海外旅行だけではなく、日常的に国をまたいでお金を管理する人に向いています。
土日に両替する可能性が高く、事前に両替するのが面倒ならWiseも候補です。
Revolut Standardでは週末の両替に1%が追加されるためです。
一方、Wiseはもともと両替手数料がかかります。
そのため、「Revolutは絶対に無料だから安い」と考えるのではなく、実際に利用する日時と金額まで含めて比較するのがおすすめです。
個人的には、海外旅行の機会が多いならRevolutとWiseを両方用意してもよいと思います。
例えば、
という使い方です。
海外旅行では、カードが突然利用できなくなることがあります。
といった可能性があるためです。
異なるサービスのカードを2枚持っておけば、一方が使えないときの予備になります。



個人的には片方だけでいいかなと思っています
RevolutとWiseは料金体系が異なるため、「どちらが安いか」は利用方法によって変わります。
最後に迷いやすいポイントをまとめます。
カード決済中心ならRevolutがおすすめです。
スタンダードプランでも平日なら月30万円まで追加の両替手数料なしで利用でき、海外事務手数料も0%です。
ただし、週末の両替には1%の追加手数料がかかるため、旅行前の平日に両替しておきましょう。
海外送金をメインにするならWiseを優先して検討します。
ミッドマーケットレートを使用し、送金前に手数料と相手の受取額を確認できるためです。
ただしRevolutも海外送金に対応しているため、実際に送金する通貨・金額で両方の見積もりを比較するのが確実です。
どちらも無料枠は月2万5,000円です。
Revolut Standardは超過分に2%、Wiseは100円+超過分1.75%の手数料がかかります。
ただし、ATM設置会社が別途手数料を請求する場合があります。
一概には言えません。
Wiseはミッドマーケットレートを使用し、別途両替手数料が発生します。
Revolutは独自に決定するレートを使用し、Standardでは平日月30万円まで追加の両替手数料がかかりません。
実際に両替する時点で、最終的に受け取れる外貨額を比較するのが最も確実です。
海外へ行く機会が多いならあります。
Revolutを海外カード決済のメイン、Wiseを海外送金やバックアップ用にすると、それぞれの強みを活かせます。
特に海外ではカードが利用できないトラブルに備え、決済手段を複数用意しておくと安心です。
RevolutとWiseはどちらも海外で便利なサービスですが、得意分野が異なります。
2026年8月現在の主な違いを改めて整理すると次のとおりです。
| こんな人 | おすすめ |
| 海外旅行でカード決済したい | Revolut |
| 平日・月30万円以内で外貨を使う | Revolut |
| Mastercardからチャージしたい | Revolut |
| ポイ活のチャージルートにも使いたい | Revolut |
| 海外送金をしたい | Wise |
| 海外から外貨を受け取りたい | Wise |
| 為替レートと手数料の分かりやすさ重視 | Wise |
| 海外旅行の予備カードが欲しい | 両方 |
| 海外利用が多い | 両方を使い分け |
海外旅行だけを目的に1つ選ぶのであれば、Revolutをおすすめします。
スタンダードプランでも海外事務手数料は0%で、平日なら月30万円まで追加の両替手数料なしで利用できるためです。
また、国内発行のMastercardクレジットカードから手数料無料でチャージできるため、普段使っているカードと組み合わせやすいメリットもあります。
一方、海外送金や外貨の受け取りまで含めて利用するならWiseが便利です。
Wiseはミッドマーケットレートを採用し、40種類以上の通貨を保有できます。USDやEUR、GBPなどでは受取用の口座情報も取得できます。
そのため、どちらか一方が完全に優れているというより、
と考えると選びやすいでしょう。
海外旅行へ行く機会が多いのであれば、Revolutをメインカードとして使いつつ、Wiseを送金・外貨受取・予備カードとして持っておく方法もおすすめです。
Revolutは特にチャージ方法によってお得度が大きく変わります。Revolutを利用する予定なら、あわせて「Revolutのチャージルート」の記事も確認して、自分に合った入金方法を選んでみてください。
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